▼『住みにごり』8巻の各話はこちら▼
第68話「小指」ネタバレ考察|兄フミヤの“封印された過去”と野上の“正義”
第69話「大人」ネタバレ考察|暴走した正義と、新沼が差し出す“名刺の意味”
第70話「節介」ネタバレ考察|フミヤと再会した新沼の“涙の理由”
第71話「踊場」ネタバレ考察|新沼達郎とフミヤが出会った“5/4の意味”とは?
第72話「人参」ネタバレ考察|“うさぎちゃん”の記憶と、母・百子の喪失の予兆
第73話「責任」ネタバレ考察|夏海の怒りと笠原の過去、それぞれの“赦されなさ”が交差する
第74話「散歩」ネタバレ考察|笹原の過去と末吉の異変、静かに壊れていく家族の気配
第75話「出口」ネタバレ考察|出口なき末吉の心──そして兄妹の”親密さの歪み”
第76話「反転」ネタバレ考察|末吉の理性がついに崩壊。“跳び蹴り”の衝動は救いか絶望か
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『住みにごり 最新刊 第8巻』
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前巻ラストの衝撃から数ヶ月…あの続きを待ちわびていた方も多いのではないでしょうか?
8巻では、あの静かで繊細な日常に、また一滴、波紋が広がります。
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きっかけは、コンビニの床に落ちていた“それ”でした。
思わず笑ってしまいそうな出来事なのに、気づけば心に残っていた――
そんな静かな「奇跡」が、今夜描かれます。
『住みにごり』第77話「手帳」は、前回の衝撃的な“跳び蹴り”の直後、
少し呼吸を整えるような日常回……のように見えて、
実はもっと深いところで、「人との距離」や「変わっていく関係」にそっと触れてくるエピソードでした。
特に印象的だったのは、妹・ひなぎとのやりとり。
あまりに自然体で、あまりに”異様”な妹のその姿に、
兄・達郎は戸惑いと“違和感”を感じます。
境界線の向こうから手を差し伸べてくるような、
どこか危うくて、でも目をそらせないひなぎの言葉に、
あなたはどう向き合いますか?
※今回の第8巻では、より深く考察や感想を伝えたいと思い、各話ごとにネタバレ記事を分けて投稿するスタイルにしています。
最後には「8巻まとめ記事」も公開予定ですので、通し読みしたい方はそちらもぜひ。
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『住みにごり』第77話「手帳」ネタバレ考察
コンビニでの出来事は、奇跡なのか、ただの事件なのか?
ある日、新沼達郎が働くコンビニの床に、見慣れないものが落ちていました。
よく見てみると、それはなんと「うんち」。
監視カメラを巻き戻して確認すると、それはサラリーマンのズボンの裾からこぼれ落ちたものでした。
そして、その直後を歩いていた女性が、それをまるでマリオカートのアイテムを避けるかのようにスッとすり抜けたのです。
主人公はこの光景を「奇跡」と呼び、誰にも話さず自分の手帳にだけ静かに記録します。
「手帳」は、彼が自分を保つための道具だった
達郎は毎日、「今までやってないこと」や「長い間やってないこと」を手帳に書き残しています。
たとえば、
- 起きたらカーテンの隙間から外を覗くこと
- 午前中に布団から出ること
- 近所の人に挨拶をする
手帳は、彼にとって“生きるための小さな目標”を記録する場所。
誰かに見せるためじゃなく、自分だけの「前に進むためのメモ」でした。
妹・ひなぎとの何気ない会話から始まる”違和感”の正体
この回の後半で登場するのが、妹の新沼ひなぎです。
ふたりで食卓を囲み、他愛もない会話が続きます。
「仲良うなったんやね」
「いつ来るん?」
そして、ひなぎは達郎にいつものように、
「お風呂入ろ?」
彼女はごく自然に話しかけてくるけれど、兄のほうはどこか戸惑っている様子。
そして、兄が意を決してこう言います。
「もう……一緒に入るのはやめよう」
▼ 境界が揺らぎ始める瞬間を、静かな日常のなかで描きます ▼
「異様さ」と「歪んだ愛情」
ここからがこの回の本題とも言えます。
兄の言葉に対して、妹・ひなぎは真顔でにこう言うのです。
「お兄ちゃん、私のこと嫌いになったん?」
そして、ためらう様子もなく服を脱ぎ、裸でリビングに立ち――
兄の目をまっすぐに見つめながら、手を差し出します。
「私は、お兄ちゃんのこと、好きやで」
「おいで」
このやりとりには、読む側も一瞬言葉を失ってしまいます。
年齢や関係性を考えると、やっぱりどこか“変”なんです。
考察|ひなぎの兄への依存
彼女には悪意がありません。
でも、だからこそ怖い。
相手との距離感や常識的なラインをあまり意識せず、
「家族だから」「昔からこうだったから」と自然に振る舞う姿に、兄は強く戸惑っています。
一緒に育ってきた妹に対して、「もう以前と同じではいられない」と感じ始めている兄。
でも、妹の方はまだそれに気づいていない。
このズレが、読んでいてとてもリアルに映ります。
感想|この話が描いたのは、“兄妹”や“家族”の揺らぎ
第77話「手帳」は、一見するとくだらないエピソードから始まりますが、
本当に描いているのは、人と人の距離が少しずつ変わっていく瞬間でした。
家族という関係、過去の思い出、そして大人になること――
その境界線の上で、兄はひとつの決断をしようとしています。
妹は変わらずにいてくれるけれど、それが余計に切ない。
そして、読者はその空気を肌で感じてしまうのです。
あの日まで普通だったことが、ふとした拍子に普通ではなくなる。
それでも、まっすぐ差し出されたその手を、あなたは握れるでしょうか?
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