
ライブやコンサートのチケットを発券するとき、「少しでもいい席を引きたい」と願ってしまいますよね。
そんな推し活をする人たちの間で、駄菓子の「ビッグカツ」を持ってチケットを発券するという、ちょっと変わった良席祈願が話題になっています。
「ビッグカツを持っていると良席が当たるって本当?」
「なぜビッグカツなの?」
「発券するときに持つの?それとも食べるの?」
と気になった人も多いのではないでしょうか。
一見するとSNSだけの小さなジンクスにも思えますが、2026年8月には製造元の株式会社すぐるがブームについて取材に答え、年明けからビッグカツの売り上げが急増していたことも明らかになりました。
この記事では、ビッグカツで良席が引けるといわれる理由やブームが広がった時期、よく見られるやり方、本当に効果があるのかまで詳しく紹介します。
この記事でわかること
・ビッグカツで本当に良席が当たるのか
・なぜビッグカツが良席祈願に使われるのか
・ビッグカツ良席祈願はいつから流行ったのか
・ライブ前の願掛けのやり方
・どの味を選べばいいのか
・ビッグカツはどこに売っているのか
ビッグカツで良席が当たるって本当?
結論からいうと、ビッグカツを持つことでライブやコンサートの座席が良くなると証明されたわけではありません。
あくまで、推し活をする人たちの間から広がった「験担ぎ」や「ジンクス」のひとつです。
しかし、「SNSで流行っているだけ」という規模でもなくなっています。
2026年8月11日付のデイリースポーツでは、ライブなどのイベント参加者がビッグカツを持ってチケットを発券する動きが広がり、「引きに勝つ=いい席を引ける」という願掛けとして注目されていることが報じられました。
さらに、製造元である株式会社すぐるによると、2026年の年明けからビッグカツの売り上げが上昇。
春先には生産数と販売金額が前年の約1.4倍に増え、その後も前年を上回る水準が続いているといいます。
本当に座席が良くなる効果は確認されていませんが、「ビッグカツで良席祈願」という文化そのものが実際の商品販売にまで影響しているのは事実です。
製造元も突然のブームに驚いていた
ビッグカツを製造する株式会社すぐるにとっても、今回の動きは予想外だったようです。
同社の大塩和孝社長は、年明けから突然売り上げが伸びたため驚いたという趣旨のコメントをしています。
さらに、卸売業者や小売店のバイヤーからも、推し活による需要について声が寄せられていることを明かしています。
一方で、「ビッグカツを持てば良席になる」とメーカー側が効果を保証しているわけではありません。
大塩社長も、実際に効果があるかどうかは分からないとしたうえで、願った人にとって良い結果になればという趣旨のコメントをしています。
つまり、ビッグカツが座席抽選を変えるという話ではありません。
「いい席になりますように」と願うためのお守りのような存在として楽しまれていると考えるのが自然です。
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なぜビッグカツがライブの願掛けで流行った?
数え切れないほどお菓子がある中で、なぜビッグカツなのでしょうか。
最大の理由は、商品名にある「カツ」です。
「カツ=勝つ」という言葉遊びから、
「チケットの引きに勝つ」
「座席運に勝つ」
「いい席を引く」
と連想され、良席祈願のアイテムとして使われるようになりました。
特にライブやコンサートでは、チケットを取れた時点では座席が分からず、発券や電子チケットの表示によって初めて席が判明する場合があります。
座席を見る直前は、
「アリーナだったらどうしよう」
「できるだけステージに近い席がいい」
「推しを近くで見たい」
と緊張する瞬間です。
そんなときにビッグカツを持って「引きに勝つ」と願う。
商品名とライブ特有のドキドキ感が、うまくかみ合ったわけです。
安くて誰でも参加できるのも人気の理由
ここからは、ブームが大きくなった背景についての考察です。
ビッグカツ良席祈願が広がった理由には、参加しやすさもあると考えられます。
特別なグッズを購入する必要も、高価なお守りを用意する必要もありません。
身近な駄菓子をひとつ買うだけです。
友達から、
「ビッグカツ持って発券したら良席だった!」
と聞けば、
「じゃあ次のライブで自分もやってみよう」
と思いやすいですよね。
さらに、本当に良席が出ればSNSへ投稿したくなります。
その投稿を見た別の人がビッグカツを買い、また良席だった人が投稿する。
こうした体験談の連鎖によって、推し活文化のひとつとして広がっていった可能性があります。
ビッグカツ良席祈願はいつから流行った?
「誰が最初に始めたの?」
と気になるところですが、ビッグカツ良席祈願の発祥となった人物や最初の投稿を特定できる確かな情報は確認できませんでした。
そのため、具体的な開始日を断定することはできません。
ただし、2026年2月の時点ではすでに「ビッグカツを持ってライブに行くと良席が当たる」というジンクスがSNS上で話題になっていました。
ライブ会場周辺のコンビニなどでビッグカツが品薄になったという話も取り上げられています。
さらに、製造元も2026年の年明け頃から売り上げが突然伸びたと説明しています。
これらを踏まえると、少なくとも2026年初頭にはSNSを中心にブームが広がっていたとみられます。
そして2026年8月には、製造元の生産数や販売金額への影響までニュースとして紹介されました。
単発のSNSネタではなく、半年以上にわたって話題が続いているのも今回のブームの特徴です。
ビッグカツ良席祈願のやり方は?
「次のライブで試してみたいけど、どうすればいいの?」
という人もいるかもしれません。
ただし、ビッグカツ良席祈願には正式なルールや決められた作法はありません。
メーカーが推奨している方法でもなく、SNSから自然に生まれた願掛けです。
そのため、自分なりに楽しめば問題ありません。
チケット発券時にビッグカツを持つ
もっとも知られているのが、チケットを発券するときにビッグカツを持つ方法です。
コンビニなどでチケットを発券するときにビッグカツを用意し、
「良席が出ますように」
「引きに勝てますように」
と願いながら発券します。
もちろん、ビッグカツが発券機や座席抽選システムに影響を与えるわけではありません。
あくまで結果を見る前の験担ぎとして楽しむものです。
電子チケットの場合はどうする?
最近では、スマートフォンの電子チケットで座席が表示されるライブも増えています。
電子チケットの場合についても、決まった方法はありません。
座席が表示される瞬間にビッグカツを持ったり、スマートフォンの近くに置いたり、ライブ当日のバッグに入れておいたりと、それぞれ自由に楽しんでいるようです。
もともと願掛けなので、「この方法じゃないとダメ」と難しく考える必要はありません。
ビッグカツは発券前に食べる?
ビッグカツを「持つ」のではなく、発券前に食べるという人もいます。
ただし、
「発券前に食べると良席になる」
「発券後に食べなければならない」
といった正式な決まりも確認できませんでした。
発券前の景気づけとして食べてもいいですし、良席祈願のお守りとして持っておき、発券後に食べるのもいいでしょう。
せっかくのお菓子なので、願掛けが終わった後はおいしく食べたいところです。
どのビッグカツを選べばいい?
ビッグカツには定番のスペシャルソース味以外にも複数の商品があります。
株式会社すぐるでは、スペシャルソース味のほか、みそカツ、ハムカツ風味、カレーカツなどの商品を展開しています。
では、
「良席祈願にはどれが一番いいの?」
と思うかもしれませんが、特定の味ほど良席が出やすいという根拠はありません。
基本的には好きな味を選べば問題ないでしょう。
スペシャルソース味の売り上げが特に伸びている
2026年8月の報道では、複数ある商品の中でも「スペシャルソース味」の売り上げが特に伸びていると紹介されています。
ただし、
「スペシャルソース味だから願掛けの効果が高い」
という意味ではありません。
定番商品で知名度が高いことなども考えられますが、売り上げが特に伸びた理由については確認できませんでした。
初めてビッグカツ良席祈願を試すなら、定番のスペシャルソース味を選んでみるのもよさそうです。
そもそもビッグカツは何でできている?
「カツ」という名前なので、豚肉を使ったトンカツのようなものを想像している人もいるかもしれません。
実は、ビッグカツは魚肉すり身をベースに作られています。
株式会社すぐるによると、魚肉すり身をベースとしたシートに、ソースを混ぜ込んだ衣を付けて独自の製法で仕上げたカツフライです。
昔から何度も食べているのに、中身については知らなかったという人も多いのではないでしょうか。
推し活をきっかけに、長年親しまれてきた駄菓子そのものが改めて注目されているのも面白いところです。
ビッグカツはどこに売ってる?
良席祈願を試してみようと思ったら、次に気になるのが「どこで買えるのか」です。
ビッグカツは、駄菓子店をはじめ、スーパーやコンビニ、ディスカウントショップなどで販売されています。
ただし、すべての店舗で取り扱っているわけではなく、在庫状況も店舗によって異なります。
ライブ当日に会場周辺で探そうとしても、同じように良席祈願をする人が多ければ売り切れている可能性もあります。
参戦日が決まっているなら、事前に用意しておいたほうが安心です。
Amazonでも買える
近所で見つからない場合は、Amazonでも買えます。
複数枚入りの商品もあるため、ライブ仲間と一緒に良席祈願をしたい人や、今後のライブに備えてストックしておきたい人にも便利です。
価格や販売状況はショップによって変わるため、購入する際は最新情報を確認してください。
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ビッグカツ良席祈願が人気になった理由
ビッグカツを持っているだけで座席の抽選結果が変わるわけではありません。
それでも多くの人がやってみたくなるのは、良席になるかどうかだけが目的ではないからかもしれません。
チケットを発券する瞬間。
電子チケットに座席が表示される瞬間。
そこにはライブならではの緊張感があります。
「どこになるんだろう」
「推しを近くで見たい」
「お願いだから良席!」
そんな時間にビッグカツをひとつ持って願う。
良席なら「ビッグカツすごい!」と盛り上がれる。
思っていた席でなかったとしても、次のライブでもう一度試してみる楽しみがあります。
身近な駄菓子ひとつで、チケット発券の瞬間までイベントに変わる。
だからこそ、多くの人が参加したくなるのではないでしょうか。
昔から親しまれてきた駄菓子と、現代の推し活文化。
一見まったく違う2つが「カツ=勝つ」でつながり、本当に商品の売り上げまで動かしました。
今回のビッグカツブームは、推し活から新しい文化が生まれる面白さを感じさせる現象といえそうです。
ライブ当日に備えておきたいもの
ビッグカツで良席を願うのも楽しいですが、実際にどの席になるかは当日まで分からないこともあります。
特にドームやアリーナクラスの会場では、ステージからかなり離れた席になる可能性もあります。
そこで、ライブ当日の準備も忘れずにしておきたいところです。
双眼鏡があると遠い席でも楽しみやすい
大きな会場へ行くなら、双眼鏡をひとつ持っておくと安心です。
ステージから離れた席でも、推しの表情や細かな動きを追いやすくなります。
ビッグカツには良席を祈りつつ、どの席になってもライブを楽しめる準備をしておけばさらに安心です。
モバイルバッテリーも忘れずに
電子チケットを利用する場合は、スマートフォンの充電切れにも注意が必要です。
会場へ向かう途中にSNSを見たり、写真を撮ったりしていると、思っている以上にバッテリーを消費することがあります。
特に遠征や長時間のライブでは、モバイルバッテリーを持っておくと安心です。
よくある質問(FAQ)
Q1. ビッグカツを持つと本当に良席になりますか?
A. ビッグカツを持つことで良席になると証明されたわけではありません。
チケットの座席抽選との因果関係を示す根拠も確認できません。あくまで推し活の験担ぎとして楽しむものです。
Q2. なぜビッグカツで良席祈願をするのですか?
A. 商品名の「カツ」を「勝つ」と掛け、「チケットの引きに勝つ」「いい席を引く」という願掛けとして広まりました。
SNSを中心にライブやコンサートへ行く人たちの間で話題になっています。
Q3. ビッグカツ良席祈願はいつから流行ったのですか?
A. 最初に始めた人物や正確な時期は確認できません。
ただし、2026年の年明け頃から製造元の売り上げが伸び始め、2月にはすでにSNS上のブームが報道されていました。
Q4. ビッグカツは発券前に食べるのですか?
A. 正式なルールはありません。
発券するときに持つ、座席表示のときに用意する、事前に食べるなど、さまざまな楽しみ方があります。
Q5. どの味のビッグカツが良席祈願におすすめですか?
A. 特定の味ほど良席が出やすいという根拠はありません。
定番のスペシャルソース味をはじめ、好きな商品を選べば問題ありません。
さいごに
今回は、ライブやコンサートへ行く人たちの間で話題になっている「ビッグカツ良席祈願」について紹介しました。
ビッグカツを持っているからといって、良席が保証されるわけではありません。
それでも、
「カツ=勝つ」
「引きに勝つ=いい席を引く」
という分かりやすい願掛けがSNSで広がり、2026年には製造元の生産数や販売金額にも影響するほどのブームになりました。
ライブの座席が分かる瞬間は、それだけでも特別です。
次にチケットを発券するときは、ビッグカツをひとつ用意して「良席が来ますように」と願ってみるのも楽しそうですね。
結果がどうなっても、一番大切なのは待ちに待ったライブを思い切り楽しむこと。
ビッグカツは、その瞬間までのドキドキやワクワクを少しだけ大きくしてくれる、推し活のお守りのような存在なのかもしれません。