映画『バックルームズ』が、2026年9月4日(金)に公開されます。
公開の発表をきっかけに、
- バックルームズとは何?
- 原作はゲーム?
- 元ネタは都市伝説って本当?
- 『8番出口』とは関係ある?
と気になった人も多いのではないでしょうか。
『バックルームズ』は、映画・ゲーム・YouTube・都市伝説が複雑につながっているため、情報が混在しやすい作品です。
この記事では、それぞれの違いを整理しながら、映画『バックルームズ』の原作や元ネタをわかりやすく解説します。
この記事でわかること
- 映画『バックルームズ』のあらすじと作品概要
- 『バックルームズ』に原作はあるのか
- 元ネタとなったネット都市伝説「The Backrooms」とは何か
- YouTube版と映画版の違い
- バックルームズゲームとの違い
- 「レベル」「エンティティ」「リミナルスペース」の意味
- 『8番出口』との関係
- 映画を見る前に知っておきたいポイント
映画『バックルームズ』とは?
『バックルームズ』は、2026年9月4日(金)公開のホラー映画です。
製作は『ミッドサマー』などで知られるA24、監督はYouTubeシリーズ『The Backrooms』で注目を集めたケイン・パーソンズ氏が務めています。ネット都市伝説をきっかけに世界中で話題となった「バックルームズ」が、初めて長編映画化されました。
あらすじ
主人公は家具店を営むクラーク。
店の地下で見つけた謎の入口から足を踏み入れると、そこには黄色い壁紙の部屋や終わりの見えない廊下が広がる異空間が待っていました。
どれだけ歩いても出口は見つからず、やがて不可解な出来事が次々と起こります。
クラークは現実へ戻るため、この謎の空間から脱出する方法を探していきます。
なぜ話題になっているの?
『バックルームズ』が話題を集めている理由は、映画化までの経緯が非常に珍しいからです。
一般的な映画のように漫画や小説を原作とした作品ではなく、ネット都市伝説から始まり、YouTube動画やゲームを通じて世界中へ広がったコンテンツが映画化されました。
そのため、
- 原作はあるの?
- ゲームとの違いは?
- YouTube版と映画版は同じ?
といった疑問を持つ人も少なくありません。
まずは、『バックルームズ』がどのように誕生した作品なのかを知ると、映画の世界観も理解しやすくなります。
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映画『バックルームズ』に原作はある?
結論から言うと、映画『バックルームズ』に漫画や小説の原作はありません。
また、「ゲームが映画化された作品」と思われがちですが、それも正確ではありません。
『バックルームズ』の始まりは、2019年に海外掲示板「4chan」へ投稿された一枚の画像と短い文章です。この投稿が世界中で話題となり、「The Backrooms」というネット都市伝説が誕生しました。
その後、多くのクリエイターが世界観を広げ、ゲームや映像作品が数多く制作されています。
映画化までの流れ
『バックルームズ』は、次のような流れで誕生しました。
- 2019年:4chanでネット都市伝説「The Backrooms」が誕生
- 2022年:ケイン・パーソンズ氏がYouTubeで『The Backrooms』シリーズを公開
- 2026年:A24が長編映画として公開
つまり、ネット都市伝説から始まり、YouTubeシリーズを経て映画化された作品です。
ゲームが原作と勘違いされる理由
「バックルームズ」と検索すると、多くのホラーゲームが表示されます。
代表的な作品には、
- Escape the Backrooms
- Inside the Backrooms
などがあります。
そのため、「ゲームが原作なのでは?」と思われることもありますが、これらは都市伝説をもとに制作された派生作品です。
映画もゲームも、どちらも同じ都市伝説から生まれた作品であり、ゲームを映画化したわけではありません。
原作がないからこそ自由に広がった
『バックルームズ』には、一人の原作者が作った物語や決まったストーリーはありません。
都市伝説として広まるなかで、世界中のクリエイターが新しい設定や物語を生み出し、ゲームや映像作品へと発展してきました。
映画版も、その流れの中から生まれた一つの作品です。
だからこそ、「原作を読んでから映画を見る」という作品ではなく、バックルームズという世界観そのものを楽しむ作品になっています。
元ネタの都市伝説「The Backrooms」とは?
『The Backrooms』は、2019年に海外掲示板「4chan」へ投稿された一枚の画像と短い文章から始まったネット都市伝説です。
黄色い壁紙と蛍光灯が並ぶ無人の部屋の写真に、
現実世界で”ノークリップ”すると、この場所へ迷い込む
という設定が加えられたことで、一気に話題となりました。
わずか数行の文章でしたが、「もし本当にこんな場所があったら…」という想像をかき立て、多くの人が独自の設定や物語を作り始めます。
こうして『The Backrooms』は、世界中で知られるネット都市伝説へと広がっていきました。
元ネタ画像は実在する場所だった
長年、「あの黄色い部屋はどこなのか」は謎のままでした。
しかし2024年、有志の調査によって、アメリカ・ウィスコンシン州にある建物で2002年に撮影された写真だったことが判明しています。
つまり、写真は実在しますが、『バックルームズ』という異空間が実在するわけではありません。
実在する写真に都市伝説の設定が加わったことで、『The Backrooms』という世界観が生まれました。
「ノークリップ」とは?
バックルームズを語るうえで欠かせないのが、「ノークリップ(Noclip)」という言葉です。
ノークリップとは、本来ゲームで使われる用語で、壁や床などの当たり判定を無視して通り抜ける状態を意味します。
『The Backrooms』では、
「現実世界で誤ってノークリップすると、世界の裏側にあるバックルームズへ落ちてしまう」
という設定として使われています。
この発想が、ゲーム文化と都市伝説を結び付け、『バックルームズ』ならではの世界観を作り上げました。
一枚の画像から世界的人気コンテンツへ
『The Backrooms』には、最初から細かな設定があったわけではありません。
レベルやエンティティなど、現在知られている多くの設定は、都市伝説が広まる中で少しずつ作られていきました。
リミナルスペースとは?
バックルームズを調べていると、「リミナルスペース」という言葉をよく目にします。
リミナルスペースとは、人が行き来する途中にある空間を指す言葉です。
例えば、
- 誰もいない学校の廊下
- 閉店後のショッピングモール
- 深夜の地下通路
- 人気のないホテルのロビー
などが代表例です。
なぜ怖いと感じるの?
リミナルスペースが怖い理由は、怪物がいるからではありません。
「見慣れた場所なのに、誰もいない」
その違和感が、不安や恐怖につながります。
バックルームズも同じです。
黄色い壁紙や蛍光灯だけを見ると、どこにでもありそうな空間に見えます。
しかし、出口が見つからず、同じ景色が延々と続くことで、日常だったはずの場所が恐怖へ変わっていきます。
バックルームズとの関係
バックルームズは、リミナルスペースを代表する作品の一つとして知られています。
だからこそ、映画でも派手な演出だけではなく、何も起きていない空間そのものが不気味に感じられます。
「何がいるかわからない」よりも、「何もないのに怖い」。
その独特な空気感が、『バックルームズ』最大の魅力です。
バックルームズはゲームなの?
結論から言うと、バックルームズはゲームが始まりではありません。
元になったのは、2019年に誕生したネット都市伝説です。
その後、世界中のクリエイターがバックルームズを題材にしたゲームを制作したことで、「ゲームが原作」と勘違いする人が増えました。
バックルームズのゲームはたくさんある
現在は、SteamやNintendo Switchなどでさまざまなバックルームズゲームが配信されています。
代表的な作品は次のとおりです。
- Escape the Backrooms
- Inside the Backrooms
- Backrooms: Escape Together
ゲームごとにストーリーや登場するレベル、エンティティは異なり、すべてが同じ世界観というわけではありません。
映画とゲームの違い
映画『バックルームズ』は、これらのゲームを実写化した作品ではありません。
ネット都市伝説をもとに、ケイン・パーソンズ氏が制作したYouTubeシリーズの世界観を取り入れながら、新たな物語として制作されています。
そのため、
- 都市伝説 → 映画
- 都市伝説 → ゲーム
という関係になります。
ゲームと映画は、同じ都市伝説から生まれた別々の作品です。
Switchで遊べる?
はい、Nintendo SwitchやNintendo Switch 2で遊べるバックルームズゲームもあります。
ただし、「バックルームズ」というタイトルのゲームは複数あるため、購入する際は作品名や対応機種を確認することが大切です。
映画を観るためにゲームを遊ぶ必要はありませんが、バックルームズの世界観を体験したい人は、一度プレイしてみるのもおすすめです。
『バックルームズ』と『8番出口』の関係は?
『バックルームズ』と『8番出口』は、同じ作品ではありません。
また、『8番出口』が『バックルームズ』をゲーム化した作品というわけでもありません。
一方で、『8番出口』の開発者・KOTAKE CREATE氏は、制作時に「The Backrooms」やリミナルスペースから影響を受けたことを明かしています。
共通しているのは「空間の怖さ」
両作品に共通しているのは、怪物ではなく空間そのものが恐怖の対象になっていることです。
例えば、
- 終わりが見えない通路
- 人の気配がない空間
- 日常にありそうなのに違和感がある風景
など、不安を感じさせる演出が共通しています。
だからこそ、『8番出口』をプレイした人が『バックルームズ』を見て、「雰囲気が似ている」と感じることも少なくありません。
大きな違いはストーリー
一方で、作品の内容は大きく異なります。
『8番出口』は、地下通路に現れる異変を見つけながら出口を目指すゲームです。
対して『バックルームズ』は、ネット都市伝説をもとにした世界観が広がっており、ゲームやYouTube、映画ごとに異なる物語が描かれています。
そのため、『8番出口』は影響を受けた作品の一つですが、同じ世界を描いた作品ではありません。
どちらから楽しんでも問題ない
『バックルームズ』を知らなくても『8番出口』は楽しめます。
反対に、『8番出口』を遊んだことがある人なら、映画『バックルームズ』で描かれる空間の不気味さや閉塞感にも、どこか共通する雰囲気を感じられるはずです。
バックルームズの「レベル」と「エンティティ」とは?
バックルームズについて調べると、「レベル」や「エンティティ」という言葉を目にすることがあります。
どちらもバックルームズの世界を語るうえで欠かせない設定ですが、最初から存在していた公式設定ではありません。
ネット都市伝説が広まるなかで、多くのクリエイターが独自の設定を追加し、現在の世界観が形作られていきました。
レベルとは?
レベルとは、バックルームズ内に存在する空間を区別するための呼び名です。
最も有名なのが、黄色い壁紙と蛍光灯が続く「Level 0」です。
そのほかにも、工場のような空間や地下施設、水で満たされた部屋など、さまざまなレベルが考案されています。
ただし、作品によって登場するレベルや設定は異なり、「これが唯一の正解」というものはありません。
エンティティとは?
エンティティとは、バックルームズに存在する正体不明の存在や怪物の総称です。
ゲームやコミュニティではさまざまなエンティティが登場しますが、その種類や特徴も作品ごとに異なります。
映画版にどのエンティティが登場するかは現時点で明らかになっておらず、ゲームやコミュニティと同じ設定になるとは限りません。
すべてが公式設定ではない
バックルームズには、一つの原作や公式ストーリーがありません。
そのため、レベルやエンティティも、コミュニティやゲームを通じて発展してきた設定です。
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バックルームズの「レベル」と「エンティティ」とは?
バックルームズについて調べると、「レベル」や「エンティティ」という言葉を目にすることがあります。
どちらもバックルームズの世界を語るうえで欠かせない設定ですが、最初から存在していた公式設定ではありません。
ネット都市伝説が広まるなかで、多くのクリエイターが独自の設定を追加し、現在の世界観が形作られていきました。
レベルとは?
レベルとは、バックルームズ内に存在する空間を区別するための呼び名です。
最も有名なのが、黄色い壁紙と蛍光灯が続く「Level 0」です。
そのほかにも、工場のような空間や地下施設、水で満たされた部屋など、さまざまなレベルが考案されています。
ただし、作品によって登場するレベルや設定は異なり、「これが唯一の正解」というものはありません。
エンティティとは?
エンティティとは、バックルームズに存在する正体不明の存在や怪物の総称です。
ゲームやコミュニティではさまざまなエンティティが登場しますが、その種類や特徴も作品ごとに異なります。
映画版にどのエンティティが登場するかは現時点で明らかになっておらず、ゲームやコミュニティと同じ設定になるとは限りません。
よくある質問(FAQ)
Q1. 映画『バックルームズ』は怖いですか?
A. はい、ホラー作品ですが、驚かせる演出だけではなく、終わりの見えない空間や静かな不気味さで恐怖を演出しているのが特徴です。流血やクリーチャーだけに頼らない、心理的な恐怖を味わいたい人に向いています。
Q2. 映画『バックルームズ』は実話ですか?
A. 実話ではありません。『バックルームズ』は2019年に海外掲示板「4chan」で誕生したネット都市伝説です。ただし、元ネタとなった黄色い部屋の写真は実在する建物で撮影されたことが判明しています。
Q3. 映画『バックルームズ』の年齢制限はありますか?
A. 日本では執筆時点で映倫区分は「G」と発表されています。年齢による鑑賞制限はありませんが、ホラー作品のため、小さな子どもが鑑賞する際は内容を確認しておくと安心です。
Q4. 映画『バックルームズ』はシリーズ作品ですか?
A. 長編映画としては本作が初めてです。ただし、監督のケイン・パーソンズ氏は、映画化以前からYouTubeで『The Backrooms』シリーズを公開しており、その世界観が映画にも生かされています。
Q5. 映画『バックルームズ』はどんな人におすすめですか?
A. 『8番出口』やリミナルスペースが好きな人はもちろん、『ミッドサマー』や『Talk to Me/トーク・トゥ・ミー』のような雰囲気で恐怖を描くホラー作品が好きな人にもおすすめです。派手な演出よりも、じわじわと不安が積み重なる作品を楽しみたい人に向いています。
まとめ
『バックルームズ』は、一枚の画像から始まったネット都市伝説が、世界中のクリエイターによって広がり、ついに映画化された珍しい作品です。
原作・ゲーム・YouTubeなど、さまざまな情報がありますが、その成り立ちを知ると、それぞれがどのようにつながっているのかが見えてきます。
映画を観る前に世界観を知っておくと、何気ない廊下や部屋の風景にも隠された不気味さを感じられるはずです。